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ログ・ホライズンの世界紹介

 皆様方こんばんわ「ログ・ホライズンTRPG」のGMの一兎でございます。本日は「ログ・ホライズンTRPG」の舞台となります「弧状列島ヤマト」について紹介させていただこうかと思います。尚この記事はサポートwebマガジン「セルデシアガゼット」やルールブック、ワールド項目を参考のもと作成しております。

 この「弧状列島ヤマト」は現代日本の地図をほぼそのままの地形で似た地名も数多くあります。「弧状列島ヤマト」は大きく5つのNPCである「大地人」たちの自治領に分かれており、そこからまた細かく分けると10前後の地方に分類されています。今回は各自治領と「弧状列島ヤマト」の歴史についてスポットをあててみようと思います。

大地人(NPC)たちの活動領域

・エッゾ帝国

 <エッゾ帝国>はヤマト北部を統治領域としており(現代の青森県、北海道)<神代>と言われる旧世界崩壊前の時代の遺跡から発掘された技術を応用した、機械技術を用いて極寒の地を開拓しまだ生まれながら若い軍事国家である。が、強力な機械化兵士団をゆうしていたがその大半を巨人族に対抗するために戦力を分けた結果、首都は悪質な<冒険者>によって軍事力を発揮する前に制圧された。現在は<大地人>と友好的な<冒険者>と連携し統治機構奪還の機会を狙っている。

 

・自由都市同盟イースタル

 <自由都市イースタル>はヤマトの東部(関東をはじめ首都圏、青森を除く東北)の都市国家を統べる複数の領主たちによって結ばれた連合組織である。領主らは年に一度開かれる会議にて何か問題があればそこで合議し決定を行い、会議自体も貴族たちの交流の場と策略の場でもある。<自由同盟イースタル>はアキバの街(冒険者たちの拠点都市、現代の東京の位置)の<冒険者>と友好的な関係を結べたため、<冒険者>の技術と力を取り入れ様々な面で革新が起こっている。

 

・神聖皇国ウェストランデ

 <神聖皇国ウェストランデ>はヤマト西部(甲信越、東海、近畿、北陸、山口を除く中国)を統治する中央集権的な国家である。統治の頂点に立つのは、かつてヤマトの盟主<ウェストランデ皇王朝>(亜人間による暗黒時代にて崩壊)皇家の血を引く斉宮家と執政公爵家である。こうした背景から、伝統と格式を重んじる古代貴族政治が色濃く残っているが、とある<ギルド>と<冒険者>の暗躍により統治機構は<ギルド>の操り人形と化しているとの噂もまことしやかに呟かれている。

 

・フォークランド公爵領

 <フォークランド公爵領>は厳密にいえば組織ではない。キョウ(現在の京都付近)の南西に位置するフォークランド島(現在の四国)を指す地域名である。かつてこの地は<ウェストランデ皇国朝>から派遣された公爵家、フォークランド公爵家が治めていた領地であったが、群発する騒乱により公爵家は滅亡、後ろ盾であった<ウェストランデ皇国朝>も滅んでしまったため、現在は無法地帯となっているしかしそんな空白地帯であるからこそ、様々な噂が後を絶えない。

 

・ナインテイル自治領

 <ナインテイル自治領>はヤマト南部(現在の山口、九州沖縄)一帯を治める勢力であり、ヤマトで唯一の商人の主導で自治がなされている地域である。もともとは<ウェストランデ皇国朝>から派遣された公爵家の一つ、ナインテイル伯爵の統治下にあった地域であり、伯爵家の統治が途絶えた現在でもナインテイル伯爵の血を引く九大商家が治めており地域柄、新しい物事を積極的に取り入れる気風があるため他の地域と違い積極的に<冒険者>との交流があった。

弧状列島ヤマトの歴史

・旧世界の崩壊(年代不明

 かつて、「弧状列島ヤマト」を含め、世界は卓越した科学文明を持つ神人が繁栄していた。しかしその「旧世界」は滅亡し技術や知識は途絶え現在の世界が生まれたという。この時代のことを大地人は《神代》と呼んでいる。《神代》の文献はほとんど残っておらず各地の高層建築物や橋等の残骸がその存在を示しのみである。

 

・4種族の繁栄(旧世界滅亡~約350年前

 旧世界滅亡後、人類は再び長い時間をかけて版図を世界に広げていった。この時の人類は【ヒューマン】、【アルヴ】、【エルフ】、【ドワーフ】の4種族からなっており、それぞれが国を作り、小競り合いと交流を繰り返しながらも、文化と技術を高め繁栄していった。この時期の生活を支えていたのが【アルヴ】による魔法の発明であった、彼らは繁殖能力こそ弱く、少数であったが様々な魔法により自然を克服し人類の生活圏を拡大することに貢献をした。

 

アルヴ狩りと復讐、そして<第一次森羅変換>(約350~290年前

 時代は流れ、【アルヴ】と他の3種【ヒューマン】、【エルフ】、【ドワーフ】の関係は険悪になっていた。魔法技術において大きく勝る【アルヴ】に対して【ヒューマン】たち3種は嫉妬と猜疑心を抱きそれが、【アルヴ】排斥運動につながっていった。この排斥運動は過激化し「アルヴ狩り」にまで発展し世界中でその猛威が吹き荒れる、<ヤマト>でも【ヒューマン】の最大勢力であった<ウェストランデ皇国朝>が周辺諸国と連携し【アルヴ】の王国を解体、その結果【アルヴ】は国を失い各地で奴隷として生きざるを得なくなった。

 その後、虐げられた【アルヴ】族は反抗を企てるのも当然の流れであった。数で劣る【アルヴ】は魔法を、人脈を、知略を駆使し、3種族の猜疑心を煽り潰し合わせた。その中心となった6人の【アルヴ】女性を<六傾姫>(ルークインジュ)と歴史家は呼び、ヤマトでもその姫の策略により<ウェストランデ皇国朝>は崩壊の寸前まで追い込まれた。

 しかし、数で劣る【アルヴ】の抵抗は圧倒的な人数差によって鎮圧される。<六傾姫>を討ち取り、世界が安定へと向かうさなか、【アルヴ】による大規模儀式魔法、この世界すべてを巻き込んだ魔法により人類の敵、亜人間は発生したのである。のちに魔法学者が【第一森羅変転】(ワールド・フラクション)と呼ぶ。

 

今回はここまで

次回は<弧状列島ヤマト>の歴史 ~後編~ や「楽園の道のりは・・・」でのミッションシーンで有利にはたらくアイテムの紹介、非公開でのテストプレイ写真を掲載予定です。

 

開催日まで残り2週間を切りもっと盛り上げていきたいのでなるべく早いブログの更新をしていと思っている一兎でした~ 

次回に続く (₊・ω・)ノシ